美術館について

たまに、美術館にいきます。美術館に行く自分に酔ってる、というのもあるんだと思

うけど・・・。理由はシンプルで、美しいものをみるのが好き、あの空間が好き、た

だそれだけです。現代美術うんぬんなどは、よくわかりません。なるべく先入観でみ

ないようにはしてます。どうしても大御所はすごいとか名作だからよいのだと思って

しまいがち・・・。でも、名作といわれる作品はそういわれるだけあってやっぱりパ

ワーをかんじます。悲劇を表しているだろう作品をみると具合が悪くなるほど伝わる

こともある。作者と対話しているようななんか不思議な空間が好き。そんなとき、レ

オナルドダヴィンチの手記にある「おぉ寝坊ものよ、眠りとは何であるか?眠りは死

に似たものである。おぉそれではなぜおまえは行きながら嫌な死人に似た眠りをむさぼ

るのをやめて、死後に完全な行き姿をのこす作品をこしらえないのか?」(岩波文庫

 レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 杉浦明平訳 引用)という言葉を思い出し

ます。