バカとは何か 和田秀樹
一瞬、また養老孟司氏のバカシリーズかと思いきや、よくみると著者は和田秀樹。
和田秀樹氏の定義する、バカに自分も当てはまるものがあり、耳が痛い・・・。
結論はバカかリコウかは、結果で判断されるものらしい。たしかに努力が結果に影
響しなければ、努力も水の泡。
日本におけるアメリカ型社会というのは、リコウがバカよりはるかにいい思いをできる社会である
だけでなく、リコウがバカを平気でだまし、それが非難されるどころか、ほとんど正しい考え方の
ように思われる社会である。バカでもいいという人は、それを覚悟の上にしてほしい。昔と違って、
世の中がバカに優しくないのだ。
どうも、確立論で考えてもバカは成功の確率が低いらしい。しかも、バカはリコウにだま
されるようだ。わたしも、自分自身のバカの部分を脱却しなければ・・・。